「激動をよき友に」ポスト・コロナに向けた変革を 12月以降のコロナ対策方針を発表【中同協】

 「第3波」ともいわれる新型コロナの感染拡大が続く中、12月8日に中同協新型コロナウイルス対策本部は、「『激動をよき友に』ポスト・コロナに向けた変革を」とした「12月以降の方針」を発表しました。

 企業経営に当たっては「経営者として:危機を乗り越える企業づくりの実践の確認」として、8つのチェック項目を提示し、「不屈の企業家精神」を発揮し、「全社一丸経営で営業キャッシュフロー改善と新たな仕事づくり」を呼びかけています。

 また、同友会としては「活動を止めない」として、オンラインのフル活用で事業継続とポスト・コロナに向けたBCPや事業の転機へ向けた学びの場づくりを呼びかけています。

 中同協は、引き続き調査に基づいた国への政策要望・提言を行うとともに、ポスト・コロナ社会に向けた研究や各同友会の組織強化に向けた交流の場づくりなどを行っていきます。

経営者として:危機を乗り越える企業づくりの実践の確認

  1. (1) 危機を乗り越える経営姿勢を明確に示していますか?
  2. (2) 財務対策・資金手当ては十分ですか?
  3. (3) 危機感を社内で共有し、経営方針や経営計画を見直していますか?
  4. (4) 全社一丸で知恵を集めて新たな仕事づくりに取り組んでいますか?
  5. (5) 採用と教育、万能型BCP策定に取り組んでいますか?
  6. (6) 社内で業務の「見える化」、社外には自社の強みを「見える化」し、情報発信していますか?
  7. (7) 1人で悩まずに勇気を出して相談し、会員間ネットワークを強化・活用していますか?
  8. (8) 毎月の営業キャッシュフローを確認し改善していますか?
  9. 「中小企業家しんぶん」 2020年 12月 25日号より