働く環境づくり強化月間(2月~3月)働く環境づくりの定期的な見直しを

 中同協経営労働委員会では、毎年2月~3月を「働く環境づくり強化月間」とし、働く環境づくりの定期的な見直しを呼びかけています。本号では中同協経営労働委員会の藤浦隆英・副委員長からの呼びかけを紹介します。

 よい会社づくりに取り組むにあたっては、経営指針の成文化とともに、働く環境の定期的な見直しが、大変に重要です。

 経営者と社員の信頼関係を強め、全社一丸の強靭な企業づくりを実現するためには、社員の立場に立って、経営指針を捉え直し、働く環境づくりにつなげていくことが必要だからです。

 特に(1)毎年36協定の届出をする、(2)社員とともに就業規則を見直す、の2点を実施することは、その第一歩と言えます。企業によって、別の時期に実施することも、もちろんありますが、中同協経営労働委員会では、毎年2月~3月を強化月間として呼びかけていますので、取り組みのきっかけとなれば幸いです。

 中同協のホームページには、取り組むにあたって参考となる書籍の紹介や資料、働く環境づくりのステップアップについての動画も掲載していますので、ぜひご参照ください。

中同協経営労働委員会副委員長 藤浦 隆英

https://www.doyu.jp/org/material/keiei.html

「中小企業家しんぶん」 2021年 2月 5日号より