思い込みを外し、心をつなげる広報を―第2回中同協広報委員会

2月18日にオンラインで第2回中同協広報委員会が開催され、29同友会と中同協から81名が参加しました。

はじめに宇佐見孝・中同協広報委員長からあいさつがあり、第一部は奈良同友会副代表理事の佐野元洋氏(かなえ経営(株)代表取締役)から「コロナ禍における取り組み」と題して実践報告がありました。宇佐見・中同協広報委員長から問題提起の後、「会員に伝えたい情報をどのような仕組みで伝えていますか、いきたいですか」をテーマにグループ討論を行いました。討論の発表では「委員が記事を書くのでなく、各支部で書いてもらった記事を広報委員会が集める仕組みをつくるとよりよい広報活動につながる」「媒体作成には人と人とがうまく関わりを持つ『パブリックリレーションズ』が非常に大事」という意見が出されました。さらに、中同協からはDOYUNETリニューアル進捗状況の報告、「中小企業家しんぶん」アンケート結果、連載企画などの紹介、またメールマガジン「DoyuNews」連載企画の検討や中同協公式LINE配信の現状・開封率などの報告がありました。

第2部は、初の試みとしてYouTube動画やZoomを利用したオンライン企業見学会を実施。宇佐見氏から会社概要の説明後、宇佐見氏と社員より合板加工作業や廃材からペレットを製造している様子、ならびにショールームでの製品紹介などがライブ配信されました。

最後に西良旺子・中同協広報副委員長が「人や自分の思い込みを外して心をつなげる、情報のインプット・アウトプットが広報の大切な芯ではないでしょうか。今回で何か1つでも明日からの一歩につなげていただけたらと思います」とあいさつし、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 3月 5日号より