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ほんものの経営者になることが大事 第12回近畿圏女性部会合同例会【京都】

 2月19日、第12回近畿圏女性部会合同例会in京都がオンラインで開催され、近畿圏を含む8同友会から148名が参加しました。「私が信じたナイチンゲール精神と『人を生かす経営』~女と言われてたまるか! 私は三代目鈑金屋社長!」というテーマで、(有)田中製作所代表取締役の門田悦子氏(岡山同友会理事)から報告がありました。元看護師であった門田氏が、さまざまな経営課題を抱えた会社を承継し、会社をよくするために同友会に入会。初めて経営指針をつくったとき、「母性の強い指針だ、再度リーマンショックが来たらどうする!」と言われたことで一念発起します。 同友会の「人を生かす経営」と、看護師時代に学んだ科学的、統計的に物事を見る「ナイチンゲールの精神」とが時代を越えて重なり合うことに気づき、日々の例会や『企業変革支援プログラム』などを使って学んでいきます。社員の潜在能力を引き出し、物事を見える化・数値化することで社員と現状認識を一致させ、労働環境を整備するなど一つひとつ実践を重ねていき昭和の家業から企業へと変化させていきました。

 門田氏は、報告の最後に「男性経営者、女性経営者と区別するのではなく、登り方は違うけれど、会社をよくするという同じ目標に向かって登っていくのは一緒。頂点から見える景色は同じはず。男女関係なく、ほんものの経営者になることが大事」と報告しました。

 その後「社員の自主性を引き出す経営者像とは」というテーマで活発なグループ討論が展開され、参加者からは「よい援助は、持てる力(潜在能力)を引き出すことに気づいた」「人を今まで以上に大切な資産と考えて実践していきたい」などたくさんの感想が寄せられました。

 2008年に故・赤石義博氏(元中同協会長・相談役)から「人間尊重の経営を学ぶ」ことと「近畿圏の女性部会が風土の違いを認め合いながら互いに学び交流する」ことを目的に始まったこの合同例会は、その後、「人間尊重の経営」を学び実践している会員経営者を報告者として招いて今回で12回目を迎えました。今回初めて京都府と京都市文化市民局共生社会推進室男女共同参画推進担当から後援を受け、当日もオンラインで参加、「役所内では知ることのできない企業経営のために絶えず学びの努力をされている姿勢や、社員との丁寧なコミュニケーションなど、現場の経営者の生の話を聞くことができ大変勉強になった」と感想が寄せられました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 4月 5日号より

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