激動をよき友に強靭な企業と地域を築き上げよう 中同協第53回定時総会をオンラインで開催

 6月1日「激動をよき友に 強靭な企業と地域を築き上げよう」をスローガンに、中同協第53回定時総会がオンラインで実施され、代議員が47同友会と中同協から287名参加しました。

冒頭、主催者を代表して広浜泰久・中同協会長が「これからの同友会の運動をどう展開していくか、この総会において掲げ、皆さんと一歩ずつ前へ進めていきたいと思います」とあいさつ、続いて中小企業庁や各政党・各界からのメッセージが紹介されました。

議長には、赤海章義・千葉同友会代表理事が選出され、中山英敬・中同協幹事長から総会議案の提案が行われました。

その後、沼田道孝・中同協財務委員長から決算・予算の報告・提案と宝田健太郎・中同協監事からの監査報告、続いて北原正倫・中同協役員選考委員長から役員候補者名簿の提案がありました。

後半では3つの分科会をオンラインで開催、参加者はそれぞれのZoomに分かれて、コロナ禍における強靭な企業づくり、地域における中小企業の役割を学び合いながら、総会議案の内容を深めました。

終了後はそれぞれの分科会から座長報告がされ、それを受けて中山幹事長が分科会からの学び、総会議案への意見をまとめて報告しました。その後、提案された総会議案などについて一括採択されました。

また「コロナ禍を乗り越え、真の人間尊重の社会を築き上げよう」と題した総会宣言が加藤明彦・中同協副会長より読み上げられ、大きな拍手のもと採択されました。

議事の最後に新役員を代表して広浜会長があいさつし、次回開催地である沖縄同友会より真栄田一郎・代表理事が「次回第54回定時総会は沖縄で開催されます。来年は沖縄の本土復帰50周年であり、沖縄同友会設立35周年の年でもあります。皆さんのお越しをお待ちしております」と閉会のあいさつを述べ、終了しました。

終了後引き続きオンラインにて、中同協第1回幹事会が開催されました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 6月 15日号より