全国の仲間と交流し連帯を深めよう 全国新入事務局員研修交流会【中同協】

 7月29日に全国新入事務局員研修交流会がオンラインで行われ、14同友会と中同協から新入事務局員(1~3年目)と先輩事務局員あわせて40名が参加しました。

 冒頭に自己紹介やオリエンテーションを行った後、会員経営者の立場から加藤明彦・中同協副会長(愛知同友会相談役理事)が「同友会で、企業と私は変わった~事務局の皆さんへの期待」をテーマに報告しました。「人を生かす経営」の総合実践で自社を発展させてきた経緯が紹介され、同友会の本質である「労使見解」には普遍性と確信そして奥深さがあり、定点観測をしながら事務局の立場で同友会理念を実践してほしいと語りました。

 続いて、大内亜里紗氏(宮城同友会)と道山昌宏氏(千葉同友会)が先輩事務局員の立場として報告。同友会事務局に入局した経緯や新入局員時代に経験したこと、また仕事を通してやりがいに感じていることや、どのように仕事や同友会運動と向き合っているかなどが語られました。

 それらの報告を受けてグループ討論を実施。入局してから感じていることや抱えている悩み、先輩に聞きたいことなどを出し合いました。

 最後に、参加した新入事務局員から感想や今後の抱負などが発表されました。「同じような悩みを抱えていることが分かり勇気をもらえた。全国の皆さんと交流できる機会となり励みになった」「漠然とした不安を抱えていたが、先輩からアドバイスをもらえてよかった。会員のパートナーとして信頼される事務局員になりたい」「全国に仲間がいることを実感できてよかった」などの意見が出されるなど、長引くコロナ禍の影響でオンライン開催となったものの、事務局の役割を学び、全国の仲間とのつながりを確認する機会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 8月 25日号より