青全交の学びを振り返りさらなる発展につなげよう【第32回中同協青年部連絡会】

 10月4日、第32回中同協青年部連絡会がオンラインで開催され、30同友会と中同協から77名が参加しました。

 はじめに、石川朋之・中同協青年部連絡会代表が「第49回青年経営者全国交流会from岐阜(岐阜青全交)は約2500名とたくさんの参加をいただきました。日本でここまでやっている団体はほかに無いと思います。これから徐々に全国を訪問させていただき、皆さんと経営の議論をしたいと思います」とあいさつ。続いて、中山英敬・中同協幹事長から「今年の青全交は過去最高の参加者数、3カ国をつないでの会議など、これまでの同友会活動を振り返っても初めてのことばかりで、青年の力・若い力が未来を切り拓いていくのだと身をもって感じました。岐阜青全交の爆発的なパワーを、後半の全国の活動につなげていきましょう」とあいさつしました。

 その後、岐阜青全交の振り返りと来年の兵庫青全交の準備状況が報告され、野々村将任・岐阜青全交実行委員長(日本いぶし瓦(株)代表取締役)が「第49回青全交の開催をうけて」をテーマに報告。準備もオンラインとなったため思いや熱意を伝える難しさやもどかしさを感じていたこと、実行委員長という役を引き受けたことで自身の成長や学びが多かったことなどが報告されました。

 それを受けてグループ討論を実施し「役を持つことで得られる学びや自社に持ち帰れるものが多くなる。ブレないことが大切」「本気で取り組むからこその悩みがある。熱量を持って取り組みたい」などの意見が出されました。

 最後に、中田やえ子・中同協青年部連絡会副代表が「青年部をどんな環境でも強靭(きょうじん)な経営体質をつくる場所の1つとして、オンラインでも顔を合わせて話せる環境をつくること、不離一体の語り部となれるかが大事だと感じました。青全交での気づきと学びを各県でも共有し来年の兵庫青全交につなげていきましょう」とまとめ閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 10月 25日号より