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2021年度インターンシップ 働くことを通して人間的成長~大学生が2週間の就業研修【愛知】

コロナ禍での対面開催に向けて

 愛知同友会では1998年より大学生のインターンシップに取り組んでおり、2週間の就業研修を通して「働くことの意義」や「中小企業の魅力」を伝えています。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止しましたが、今年は感染対策をした上で、各企業での対面実施をめざして準備を進めてきました。

 研修の途中で愛知県に緊急事態宣言が発出され、一部の企業ではインターンシップの中止を余儀なくされました。しかし、オンラインへの切り替えや延期など、各企業が今できる研修の形を模索し、会員企業31社と同友会事務局で、69名の学生が2週間の研修に臨みました。

学生と企業双方の学びの場

 初日のキックオフセミナーでは、企業・大学・学生の総勢123名がオンラインで集いました。基調報告として高瀬喜照・愛知同友会会長(高瀬金型・代表取締役)が登壇し、「世の中の主役である若い人たちが成長していくことが何よりうれしい」と学生への期待を語りました。また、2019年度に研修に参加した学生2名からもインターンシップの経験や学びが語られ、グループ討論にて各々が2週間の研修の目標を設定しました。

 最終日の修了式では、企業・大学・各社での研修を終えた学生が再びオンラインで集いました。代表としてJTとイガラシ金型製作所のそれぞれで研修した学生と各経営者が報告。学生からは「当たり前と思っていた考え方が変わった」「課題に対して誰もが意見を言える風土があると感じた」などの学びが語られ、経営者からは「社員の成長を実感した」「社員に任せきれていない自分に気づいた」などの体験が語られました。学生たちの晴れ晴れとした表情から、各々の2週間の成長がうかがえました。

学生3名を受け入れ

 愛知同友会事務局では、2006年から大学生インターンシップに参加しています。今年は「中小企業の魅力・社会的役割や同友会事務局の仕事を学生に知ってもらう」、「仕事の意味や想いを知る・伝えることを通して、学生と局員それぞれが『生きること、働くこと、学ぶこと』を考える」を目的とし、学生3名を2週間受け入れました。

 社会や生活と絡めた討論や企業訪問、会合参加、実務、機関紙原稿作成、報告会等の事務局業務を通して、同友会理念や人を生かす経営、中小企業と地域の関わりを学び、将来を考えました。緊急事態宣言発出に伴い2週目は在宅勤務型での研修となり、学生は移動がない利便性を感じつつも、「実地に足を運ぶからこそ学べること(対面)」とオンラインでの学びの違いを感じました。

 相手の話を素直に受け止め、自らの課題や経験と結びつけて学ぶ学生の姿やその率直な意見から、局員が学ぶ機会にもなりました。この2週間の経験が、未来に生きることを期待します。

(同友Aichi10月1日号より転載)

「中小企業家しんぶん」 2021年 11月 5日号より

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