第31回経営フォーラムウィーク 激動を友に!変革で生き抜く我ら中小企業 同友会の学びと連帯で育む“レジリエンス”【鹿児島】

 10月11日から6日間にわたり、鹿児島同友会「第31回経営フォーラムウィーク」が開催されました。昨年に引き続き、分科会を数日間に分けてオンラインで実施し、最終日の基調講演、懇親会は、対面での開催を行うことができました。

 初日の分科会は、石田秀輝氏(一般社団法人サステナブル経営推進機構理事長)が「エネルギーシフト」をテーマに報告。2日目は、久賀きよ江氏((株)メガネマーケット代表取締役・埼玉同友会)が「経営指針」をテーマに、3日目は佐々木喜興氏((株)シーキューブソフト代表取締役・東京同友会)が「求人・共育(社員教育)」をテーマに、4日目は西洋平氏((有)鹿児島ラーメン代表取締役・鹿児島同友会)が「青年経営者の挑戦」をテーマに、5日目は黒木京子氏((株)コルテーヌ取締役会長・鹿児島同友会)が「経営者の自己変革」をテーマにそれぞれ報告しました。

 分科会は同日に開催ではなく、連日分散して開催することができたので、5日間で延べ人数250名(会員225名・オブザーバー25名)が参加し、学びを深めました。

 最終日は、会員企業でもある城山ホテルによる協力のもと、コロナ対策を講じたうえで全体会・基調講演、懇親会を対面で開催しました。来賓を含めて基調講演は160名、懇親会は111名の参加となりました。

 基調講演では、東清三郎氏(城山観光(株)代表取締役社長)が「逆風を徳とする 私たちの挑戦~社員と共に 地域と共に~」と題し、コロナ禍で大きな影響を受けながらも雇用を守り、中期計画の策定を行い、従業員と対話を重ねながらさまざまなことに全社一丸となって取り組み、これからの展望などを力強く報告されました。

 昨年の経営フォーラムウィークに続き、鹿児島同友会が「コロナ禍でも活動を止めない」という熱い思いのもと一致団結し、今後さらに新たな可能性を感じることのできるウィークとなりました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 11月 15日号より