ポストコロナに向けた活動を議論【中同協第3回幹事会】

 10月28日、中同協第3回幹事会がオンラインで開催され、45同友会と中同協から149名が参加しました。

 冒頭、広浜泰久・中同協会長が「コロナ禍では今まで以上に同友会の認知度や影響力が大きくなったと感じています。これからは同友会と会員企業がこれまで蓄えてきた力を一気に花開かせるタイミングだと思います。ポストコロナに向けて、これからの企業と同友会運動のあり方を全国の皆さんと意見交換したい」とあいさつしました。

 前半の議題では、中山英敬・中同協幹事長から「企業づくりと地域づくり・経営環境改善が一体となった活動を」をテーマに、DOR7~9月期の結果や中同協の「2021年度の活動方針の要点」が紹介され、下半期の活動に向けて問題提起しました。また、「インボイス問題のポイント」として、沼田道孝・税制プロジェクト長からインボイス制度の解説と問題点について報告がありました。その後のグループ討論では、各同友会の上半期の活動や課題について交流しました。

 続く議題の中では、中山英敬・幹事長から、新型コロナ対応融資の返済が始まりつつあり、今後の資金繰りなどについて動向を注視する必要があること、また第2次事務局プロジェクトの最終答申について改めて各同友会での議論が呼びかけられ、さらに、中同協組織のあり方検討会の中間報告をしました。

 その後、この間実施された全国行事の実施報告があり、今後開催予定の全国行事の開催概要などが報告されました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 11月 15日号より