県境を越えたつながりを 中同協中国ブロック代表者会議

 11月8日、中同協中国ブロック代表者会議がオンラインで開催され、5同友会・中同協から18名が出席しました。

 冒頭、立石克昭・中同協副会長(中国ブロック担当)が「本日は、近況報告の時間を設けています。経営のにおいがする会議にしていきましょう」とあいさつしました。

 近況報告では、自社の現状と課題、コロナ下での対応などを交流しました。「別事業を立ち上げ、社員数も増え、同族経営から組織経営への脱皮を進めている」、「西日本豪雨の経験からBCPに取り組み、コロナも災害時と位置づけて対応している」、「大手ゼネコンの仕事が減少したが、営業努力でカバーした。資材不足で新規受注ができず、取り掛かっている工事が遅れ気味」などさまざまな状況が報告されました。

 各同友会の活動報告では、最近の活動の特徴、会員増強の取り組みなどを交流。新型コロナウイルスの感染が減少傾向にある中、各種会合のオンライン開催とリアル開催の使い分けについても意見交換を行いました。ブロックの活動としては支部づくり連携交流会のまとめや今後の活動などについて確認しました。

 閉会あいさつで、立石副会長は「今日も皆さんのお話を聞いて、仲間だと感じました。県境を越えてつながっていきましょう。人を生かす企業が増えれば、地域がよくなっていきます。同友会会員を増やしていきましょう」とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 11月 25日号より