会社、同友会、地域での経験を、経営者としての厚みに変えていこう~中同協女性部連絡会

 2月10日にオンラインで中同協女性部連絡会が開かれ、31同友会と中同協から73名が出席しました。

 久賀きよ江・中同協女性部連絡会代表から、「2021年度の振り返りと2022年度に向けて」として、環境変化に対する捉え方と求められる視点、女性部でめざすリーダー像と企業づくりへの姿勢について提起がありました。次に女性経営者全国交流会について、6月に島根で開催予定の第25回、2023年に福岡で開催予定の第26回の概要と設営進捗状況を確認し、実践報告と続きました。

 関原英里子・新潟同友会代表理事は「チェンジ・チャレンジ・チャンスに込められた想い」をテーマに、さまざまな立場を経験する中で挑戦し、変化してきたことについて報告。

 また、各同友会の実践報告では、群馬、山形、富山、京都、岡山の多様な取り組みが紹介されました。女性部活動フェイスシートを活用して変化や挑戦をキーワードに行われたグループ討論では、活発な活動交流や意見交換がなされました。

 最後に、橋本久美子・女性部連絡会副代表は、女性部の存在意義として(1)気持ちを丁寧に扱うこと、(2)自分の人生と仕事をリンクさせること、(3)心理的安全と挑戦の場をつくることの3つ気づきがあったと指摘し、心理的安全が高く挑戦もでき、やりがいもある場づくりをめざしましょう、とまとめました。

「中小企業家しんぶん」 2022年 2月 25日号より