伝え、つながり、共有して情報発信力を高める~第2回中同協広報委員会

 2月22日にオンラインで第2回中同協広報委員会が開催され、28同友会と中同協から60名が参加しました。

 はじめに宇佐見孝・中同協広報委員長からあいさつがあり、次に青森、岩手、秋田、宮城、福島の5同友会から、各同友会広報活動の実践報告がありました。

 その後、「小さな同友会でも取り組める広報活動」「会員が学べる広報活動」をテーマにグループ討論を行いました。

 討論発表では「ほかの委員会との橋渡しをしながらコラボするなど巻き込んでいけば、大きな活動ができるのではないか」「やらされ感なく、いかに楽しく学べるということを実感して活動できることが大切」という意見が出されました。

 続く議題の中では、DOYUNETリニューアルに係る業務公募についての提案や、「中小企業家しんぶん」連載企画などの紹介とe.doyuなどで行ったアンケートの結果の報告がありました。またメールマガジン「DoyuNews」連載企画の紹介や中同協公式LINE配信などが報告されました。

 最後に、西良旺子・中同協広報副委員長が「人の話を聞く力・伝える力は、経営者として絶対に必要な力です。そして情報を伝え、連携し、共有していくことが、これから求められる経営力ではないでしょうか。各地で行われているさまざまな勉強会などの情報を共有して、情報発信力を高めていきましょう」とまとめ、閉会しました。

 会議後には、オプション企画としてZoomを利用したオンライン企業見学会を実施。信幸プロテック(株)の村松幸雄取締役会長、村松直子専務取締役(岩手同友会会員)が「建物のエネルギーシフトから、社員が描く『想いのエネルギーシフトへ』」と題して報告がありました。社員が主体となってプロジェクトを組み全員の思いを具体化した新社屋の紹介や、これまで取り組まれた岩手同友会のエネルギーシフトの実践について語られました。

「中小企業家しんぶん」 2022年 3月 5日号より