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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2020年 10月 25日号

▼「コロナと共に」という社会生活がしばらく続きそうです。こうした状況の時こそ「人類としての根源的な願い」として亡き赤石元会長が示していただいた「生きる・暮らしを守る・人間らしく生きる」という切り口から、私たち中小企業家のあり方を考えてみたいと思うのです

▼「生きる」という点では、何といっても感染防止。自分自身はもちろんのこと、社員をはじめ自社に関わる皆さんへの徹底した感染防止措置は外せません。そして雇用・賃金支払いも「生きる」ことに直結しています

▼「暮らしを守る」ということではどうか?私たちは「地域・業界を支えている」存在ですので、この点でも大きな使命を持っています。業種業態によっては「一時的に売上が消滅した」「今後も元に戻る見込みはない」という方もいらっしゃるかと思いますが、この時期をとにかく生き抜いて、共に新たな存在価値を追求していきたいと思います

▼「人間らしく生きる」ことは一番変化が大きいかもしれません。周囲との関わりが制限される状況下では、どのように自分自身と向き合うのかが問われてきます。どんな自分でありたいのか、社員も含めて改めて考えてみたいところです。

「中小企業家しんぶん」 10月 25日号より


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