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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2021年 6月 25日号

▼このコロナ禍にあっても、各地同友会では「経営指針成文化セミナー」をさまざまな工夫をしながら開催しています。この指針セミナー、いろいろな形式はありますが、多くは先輩会員の運営委員(呼び方もいろいろですが)が、グループ討論等で受講者に気づきを与える形で関わっていくケースが多いようです

▼その関わりは、時として受講者の人生まで左右するようなことにもなりますので、それこそ真剣に「受講者に対してできる限りよき影響を与えよう」と考え、取り組んでいます。この運営委員としての取り組みですが、よく考えてみたら、どれほど素晴らしいことか、と最近気づきました

▼それは「受講者にとってさまざまな気づきを得る機会となる」だけでなく、運営委員自身にとっても限りなく素晴らしい取り組みなのだという気づきです。私たちは、日々の暮らしの中で、さまざまな形で周りとの関りがあります。そのあらゆる場面で、周りに対して最高によき影響を与えていくことができたら、どれほど素晴らしいことでしょうか。運営委員としての働きかけは、そのための最高の訓練。指針セミナーでの役割にとどめず、「生き方」にまで高めていきたいものです。

「中小企業家しんぶん」 6月 25日号より


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