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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2022年 12月 25日号

▼2022年の世相を表す「今年の漢字」は「戦」に決定しました。ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮による相次ぐミサイル発射などで、「戦」争への恐怖や不安を感じる年でもありましたし、新型コロナウイルスとの戦いも続く中、円安・資源高との戦いも特徴的でした。スポーツでもサッカーW杯や北京五輪での日本代表の熱戦もあったというのが、応募者が「戦」を選んだ理由のようです

▼「有事への備え」ということも、最近よく聞かれるようになりました。同友会では「平和でこそ中小企業は発展繁栄できる」と語り継がれています。戦争を起こさないためにも、私たちはどのような努力をしていくべきなのか?まさに自分の頭で考えることが必要だと感じています

▼赤石義博元会長は自主・民主・連帯の深いところには、人間としての根源的な願いがあるとして「生きる・暮らしを守る・人間らしく生きる」という切り口を示して下さいました。私たちの戦いは、この3つのすべてを目的としているはずです。平和を守るため、生活を守るため、企業を守るため、地域を守るため、自らの尊厳を守るため、同友会運動という崇高な戦いを来年も展開していきましょう。

「中小企業家しんぶん」 12月 25日号より


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