●2023年 4月 15日号 |
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▼新年度がスタートしました。進学した子どもたちの生き生きとした姿がいいですね。そんな中でも目を引くのは、新しいランドセルを背負ったピカピカの1年生です。最近のランドセルは、とてもカラフルで何十種類もあるそうです。子どもと親の意向が食い違い、親が子を説得して買うケースが多いそう ▼あるメーカーが企画した興味深い動画を見ました。それは、子どもたちが1人でランドセルを迷いながら選ぶシーン。その動画を親たちが心配そうに見ているのですが最後に子どもが手にしたランドセルを見て、色の好みが一緒だと、親たちも手をたたいて喜んでいます ▼この動画は、撮る前に子どもに「お父さんやお母さんが好きそうなランドセルを持ってきて」と言っていたのです。子どもたちは、ちゃんと親の好みを分かっているのです。次に「自分が一番好きなランドセルを持ってきて」と言った後の動画が流れました。子どもの姿に迷いはありません。自分の一番好きなランドセルを手に、満面の笑みで戻ってきました。親の好みとはまったく違う色でした ▼子どもであっても自分の意思を示し、その意思が尊重される環境が人を生き生きと育てるのだと思いました。 「中小企業家しんぶん」 4月 15日号より |
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