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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2023年 10月 15日号

▼同友会ごとや会員企業ごとに取り組まれていた障害者問題に中同協として本格的に取り組むようになったのは、国際障害者年(81年)の呼びかけを背景として、80年に開催された青全交の分散会「心身障害者と共に生きて」から。この報告が参加者の魂を激しく揺さぶり、大きな感動を呼び起こしました。このテーマは、81年の全研へとつながり、分科会「障害者の雇用について」を設け、「国際障害者年にあたってのアピール」も発表されました

▼82年の全研の分科会「障害者の就業問題」の議論の中で「常時この問題に対応できる常設機関を設置してほしい」との要望が出され障害者問題委員会が発足します。その翌年、第1回障害者問題全国交流会が開催され、総会や全研などの全国行事でも分科会が設置されるようになりました

▼私たち中小企業家が、まず1人の人間として障害者問題に関心を持つことが豊かな社会をつくることへの第一歩です。障害者問題に取り組むことは、誰もが共に働き、共に生きることができる社会の実現でもあります。10月19日〜20日に障害者問題全国交流会が愛知で開催されます。全国各地に障害者問題の取り組みの輪を広げましょう。

「中小企業家しんぶん」 10月 15日号より


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