コラム「円卓」のバックナンバー

▼中同協第55回定時総会の議案書に「各同友会活動実態調査から」という資料が入っており、その42ページに昨年初めて調査された「（6）対外関係―各同友会の対外関係づくり」のデータが記載されています

▼それを見てみると「行政の審議会や会議のメンバーを推薦している」が35同友会と最も多く、「金融機関との連携協定を締結している」が34同友会。「大学・研究機関との懇談や連携をしている」が32同友会。「報道機関・マスコミへの記者発表やプレスリリースなどをしている」が31同友会となっています。今、ご紹介しただけでも「行政」「金融」「教育機関」「報道機関」という幅広い組織が対象となっていますので、各地同友会がどれほど多面的な運動をしているか、そしてどれほど地域の中で重要な立ち位置になっているかが、如実に伝わってくるデータです

▼まずは、こうした立ち位置にある、もしくは期待されている、ということへの自覚を持ちましょう。そして、よい会社・よい経営者・よい経営環境をめざす同友会での総合的・有機的な運動を通じて、地域や業界活性化の先頭に立つという使命を果たしていきましょう。

「中小企業家しんぶん」 10月 25日号より