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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2024年 3月 15日号

▼同友会運動は、「3つの目的」や「労使見解」などの基本的な考え方が明確に整理され、80年代に入りめざましい組織的前進を遂げました。80年に1万名会員、86年に2万名会員、そして89年に3万名会員を達成し、92年には4万名会員へと到達。「破竹の前進、爆発的な伸び」を示しました

▼バブル経済崩壊の影響を受けるも、経済構造大転換の中で同友会運動の原点に立ち返り、21世紀型中小企業づくりを掲げ、創造と挑戦で乗り切ってきました。2010年より11年連続で過去最高を更新し、4万7000名を超える会勢に到達しました

▼2020年4月に新型コロナウイルス感染爆発による緊急事態宣言が発出され、かつて経験したことのない事態となり、大変な影響を受けました。その年の1年間で、会勢は1900名近くも減少しました。そのような中においても、「1社もつぶさない」「活動を止めない」と声を掛け合い、難局を乗り越えてきた会員企業の教訓を学び実践してきました。感染爆発からわずか1年半でV字回復に入り、その後2年5カ月(今月)でコロナ前の過去最高会勢を突破することができました。人を生かす経営の実践による、歴史に残る転換点です。

「中小企業家しんぶん」 2024年 3月 15日号より


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