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【10.07.20】【憲章・条例ニュース】閣議決定の「中小企業憲章」をいち早く勉強【広島】

広島_勉強会 6月18日、政府は「中小企業憲章」(以下憲章)を閣議決定しました。閣議決定後、全国の同友会の中で、初めて政府から講師を招いて学習会を行った広島同友会の取り組みを紹介します。

 広島同友会は、6月25日、中小企業庁事業環境部の企画課長、宮本昭彦氏を事務局に招き、閣議決定された憲章の勉強会を行いました。

 宮本課長は、刷り上がったばかりの「憲章」のリーフレットをもとに、その制定の背景や意義、そして中同協が出したパブリックコメントへの意見の何を採用し、何を採用しなかったかなど、丁寧に話をすすめました。

 続いて、この憲章を生かすにはどうしたらよいのか、会員や外部の方々と意見交換しました。

 会員からは、(1)親しみをもって読ませていただいた、(2)インターンシップに来ている高校生に読んで聞かせてやりたい、(3)私たちが外に向かって発信していく時の理念をつくってもらった、など評価する声があがっていました。そして、(4)今後、地方自治体にはどう下ろされてくるのかという質問や、県や市の方々と一緒に取り組んでいきたいとの思いも寄せられました。

 外部の方では、中国新聞社の小川伸夫論説委員が「小中学生などにもわかる文章にすれば、憲章が子どもたちから浸透していく」と指摘。広島市の福岡課長は「街をどう元気にするか、どう生活していくか、中小企業、商店街、経済団体と一緒になって考えていきたい」と感想をのべ、衆議院議員の橋本博明氏は「地方で憲章の理念をどう生かすかが大切になる。地方議会や自治体との連携をつくっていきたい」と抱負をのべていました。

 「中小企業は経済を牽引する力であり社会の主役である」と謳(うた)う憲章の精神を、地域の隅々に広げていく決意を新たにした勉強会となりました。

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