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【10.09.08】【憲章・条例ニュース】これからの課題はたくさん〜中小企業憲章(閣議決定)の勉強会

勉強会の様子 広島同友会呉支部政策委員会は8月5日、広島同友会の呉事務所において、「中小企業憲章(閣議決定)の勉強会〜地域経済活性化のため、中小企業家として何ができるか?」を開催しました。

 中小企業憲章が閣議決定され、今後、中小企業憲章を中小企業全体、国民全体に広げ、日本に根づかせることに力を注ぎ、中小企業振興基本条例や政策の具体化に生かしていく仕組みづくりが重要な課題となってきます。そのような中、憲章についてみんなで考えようと開催されたものです。

 講師は中国経済産業局 産業部中小企業課の江口 知之課長。同友会会員が16名と、呉市の商工振興担当者4名が参加しました。

 まず、江口課長より、中小企業憲章(閣議決定)の文面に沿って解説があり、その後、参加者全員が一言ずつ発言しました。

 中小企業憲章(閣議決定)は、文章はやや堅いものの、「社会の主役である」とする中小企業の位置づけをはじめとして、同友会が7年前から議論してきた中小企業憲章草案(同友会案)と共通の部分がかなりあります。

 参加者の声として、次のような感想・意見が出されました。

・ 憲章が閣議決定されたが、知っている人は少ない。
・ この憲章に沿って、どのような施策が具体的に実施されるかが問題である。
・ 具体的施策も大事だが、理念も大事。
・ 地方自治体で「中小企業振興基本条例」を制定してほしい。

 「中小企業憲章(閣議決定)は画期的なことだが、これからの課題はたくさんある」というのが共通認識のようでした。

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