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【11.09.21】総力で「地域創造」に向かって―特別シンポに100名参加〜行政・各団体が後援【長野】

 長野同友会は8月30日、信州大学工学部キャンパス内の信州科学技術総合振興センターにおいて、中小企業憲章制定1周年と、「新事業をつくる会」1周年を記念して、「地域創造」特別シンポジウムを開催しました。今回は長野県・(社)長野県経営者協会・長野県中小企業団体中央会・(社)長野県商工会議所連合会・長野県商工会連合会・長野県信用金庫協会・長野市の後援も得て、産学官金から総勢約100名が参加しました。

 まず基調講演として信州大学工学部長の岡本正行教授が、大学の目指している方向や地域に果たしている使命などについて講演。その後、「日本そして地域社会に貢献する新たな事業価値創出への挑戦」と題して、(前)経済産業省中小企業庁事業環境部企画課長の宮本昭彦氏(現経済産業省製造産業局化学課長)、信州大学地域共同研究センター長の天野良彦氏、長野同友会代表理事の関野友憲氏((株)システムプラン会長)をパネリストとして、長野同友会異業種交流委員長の福島一明氏((株)北信帆布社長)をコーディネーターにパネルディスカッションが行われました。

 宮本課長からは、昨年6月に閣議決定された「中小企業憲章」の目的・意義・内容等々について、天野センター長からはご自身の研究を通じて地域産業の構造的変革をどの様に目指しているか、関野代表理事からは同友会が目指している企業づくりと経営者の総合的能力向上の重要性などについて、それぞれ具体的に掘り下げて報告がありました。

 最後に信州科学技術総合振興センター統括コーディネーターの神田鷹久名誉教授より、中小企業が社会に果たしている役割の大切さについて、まとめが述べられました。

 グループ討論、交流会でも積極的な意見交換があり、決意を新たにする元気溢(あふ)れる場になりました。

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