<< 中同協・各地の活動の目次に戻る印刷用画面 >>

【14.02.19】中小企業憲章・条例推進ハンドブック(改訂版)発行【中同協】

地域と企業を変える力に

 中同協では、「中小企業憲章・条例推進ハンドブック」(改訂版)を発行しました。憲章が閣議決定(2010年6月18日)されて4年目を迎え、憲章の意義の普及と中小企業振興基本条例推進に役立てようというものです。

 「中小企業は、経済を牽引する力であり、社会の主役である。」と憲章前文でうたわれた理念は中小企業の経営と運動を推進する大きな励ましになっています。同時進行で進む自治体の中小企業振興基本条例制定は、29道府県、114市区町へと広がっています(2013年12月26日現在)。

 中同協では、憲章・条例推進運動の発展段階にふさわしいハンドブックの改訂版を発行することにしました。

 改訂版のポイントは、次の3点です。

(1)今までの運動の成果を踏まえつつも、新たに運動に加わる方のために、憲章・条例運動の原点をしっかり伝えていく。
(2)憲章の閣議決定、条例制定の全国的広がりから、今までの経験を教訓化し、会の内外で使いやすいハンドブックとする。
(3)同友会3つの目的の総合実践の見地から、どの活動分野からも憲章・条例運動にアプローチできる内容とする。

 ハンドブックは、第1部憲章篇、第2部条例篇、第3部資料篇で構成。第1部では、憲章の意義、運動の経緯、今後の課題、中小企業政策の新たな展開にもふれています。第2部では、条例制定運動の意義と最近の条例の特徴、さらに具体的事例として、北海道(旭川市、別海町)秋田県仙北市、愛知県、京都府与謝野町、大阪府八尾市が紹介されています。

地域づくり、国づくりを語れるリーダーを 憲章・条例推進本部長 鋤柄 修

 本書の普及にあたり、鋤柄修憲章・条例推進本部長(中同協会長)は次のように述べています。

 本書を運用して地道な学習運動を強め、「地域を語る」「新しい国づくりを語る」多くのリーダーが生まれることが期待されます。私たちの悲願である憲章の国会決議をめざす推進力とし、自社の経営革新、地域経済活性化の指南書として活用しましょう。

<< 中同協・各地の活動の目次に戻る印刷用画面 >>

同友ネットに戻る