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【14.02.26】新潟市中小企業振興基本条例に向けて特別講演会を開催【新潟】

 新潟同友会は2月4日、慶應義塾大学植田浩史教授を講師に迎え、「中小企業振興基本条例と中小企業〜いま、地域と中小企業は何をすべきか〜」の講演会を開催しました。

 講演会には、同友会会員、市議会議員、行政職員、商工会議所、商工会、商店街組合、教育機関などの関係者が110名参加しました。開会にあたり、新潟市商業振興議員連盟会長の佐藤豊美氏から「今の中小企業は商店街をはじめ元気が無くなっている。各関係団体の皆さんとの協力のもと、新潟市に条例を制定して地域をそして中小企業を元気にしてまいりましょう」とのあいさつがありました。

 引き続き講師の植田教授から、地域をめぐる状況と地域経済・地域産業の課題、条例の現状としてその意義や制定状況、条例制定に向けての課題などについての詳細な話がありました。講演終了後は植田教授を囲んでの懇親会も開催され、各経済団体の枠を超え、地域全体で中小企業の存在を確認し、その持ち味と地域を支える力を改めて見つめ直す時間となりました。

 新潟市での条例制定の動きは、市議会議員の有志が中小企業の振興について他市町村の動向を視察研究した結果、条例制定が本市経済の発展に不可欠として真っ先に同友会に協力要請があり同友会も政策委員会や条例制定に向けてのプロジェクトチームを結成するなど議論を進めてきました。 今後、この講演会を機に他団体や行政担当者も巻き込み条例制定を加速させていく予定です。

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