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【14.05.13】三重県で振興条例が施行 中小企業と小規模企業を併記

 「三重県中小企業・小規模企業振興条例」が3月19日の三重県議会で可決され、4月1日より施行されました。

 今回の条例では、県内中小企業の90%を占める小規模企業を、地域づくりの中心メンバーであり地域の経済や暮らしを支える大切な存在であると位置づけ、中小企業とともにその役割の重要性を基本理念に明記。中小企業と小規模企業を併記した条例となりました。

 また三重県版経営向上計画の認定や人材の育成、資金供給の円滑化、創業や事業承継の促進など中小企業・小規模企業の特性に応じた支援策や、これらの支援策を推進するための「みえ中小企業・小規模企業振興推進協議会」の設置(地域性を考慮し5ブロックに分けて設置)など、三重県独自の施策が盛り込まれています。

 三重同友会では2006年に施行された「地域産業振興条例」の起案当初より参画し、多くの意見提案を行ない条例づくりに携わってきました。今回の「三重県中小企業・小企業振興条例」においても検討会議に招聘を受け、また草案がまとめられた段階で、県担当者を招いて各支部内で説明会と意見交換を行ない、中小企業の声を届けるとともに振興に関する施策の提案に取り組んできました。

 生きた条例としてPDCAサイクルを循環させるべく、三重同友会として各地域で設置される振興推進協議会への参画や政策提案などの活動に積極的に取り組んでいく予定です。

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