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【14.08.20】憲章・条例推進月間に大勉強会 私たちが動けば社会が変わる!【長崎】

大村市の取り組みに学ぶ

 長崎同友会では中小企業憲章・条例推進月間の取り組みとして、7月23日、大村市中小企業振興基本条例を題材とした大勉強会を開催しました。

 2013年12月19日に施行された大村市の条例は、当時の大村支部長・宮田正1氏と政策委員長・富永栄一郎氏が中心となり、大村商工会議所との連携から生まれました。

 今回は会員のみならず県、各市の行政職員をはじめ、県議、市議、各団体からの参加も含めて約100名で開催。第1部の事例紹介は宮田氏と富永氏が支部レベルでの条例勉強会開催から商工会議所との連携に関するエピソード、政策委員会を中心とした素案作成から市への制定要望書提出、また制定後2回開催された産業振興会議に関する報告がありました。

 第2部では実際に条例制定に直接かかわった大村支部の北村貴寿政策副委員長がコーディネーターを務め、大村商工会議所前副会頭・松本長康氏、大村市商工観光部長・高M広司氏も加わってのパネルディスカッションを行いました。

 高M部長は、最初は懐疑的だったものの同友会の熱意に共感し必要性を感じたという気持ちの変遷や、行政という立場から施策を講じ、地域を良くしていきたいというビジョンを報告。松本前副会頭は、どの団体が旗を振るかということが論点ではなく、疲弊する地域にとって条例をつくり、地域を活性化するという大きな命題に対して中小企業が中心にならないといけないと発言。それぞれの立場から本音の話を聞くことができました。

 参加者一同、憲章にあるように「中小企業は社会の主役」との認識を再度持ち、自ら動くことで条例運動のさらなる大きなうねりをつくるための、また新しい一歩を踏み出すことができた勉強会となりました。

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