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【20.08.26】【徳島】中小企業の日に考える徳島の中小企業の未来〜徳島同友会5支部合同例会

徳島県では「徳島県経済飛躍のための中小企業の振興に関する条例」が2008年3月31日に制定され、2016年10月31日に改定されました。また「とくしま小規模企業振興憲章」が2016年3月15日に制定されています。徳島市では「徳島市中小企業振興基本条例」が2015年4月1日より施行されています。

昨年、7月20日が中小企業の日、7月が中小企業魅力発信月間に制定されたことにちなみ、徳島同友会では、7月20日に条例や憲章に基づく中小企業・小規模企業の振興を推進するとともに、中小企業魅力発信のイベントとして、5支部合同例会を開催しました。

第1部では、7社より中小企業レポートが発表され、コロナ禍での現状や自社固有の特徴と役割、経営課題を報告。また、今後の方向性などを踏まえ、1社ではできないことを同友会の仲間で解決する方法や、国・自治体への政策要望を提案しました。

第2部では「中小企業の日に考える徳島の中小企業の未来」をテーマに徳島県知事飯泉嘉門氏、徳島市長内藤佐和子氏、そして山城真一代表理事とのパネルディスカッションを行い、中小企業向けの新型コロナウイルス対策について県市協調の取り組みと、それぞれの中小企業施策、中小企業振興に関する条例の意義や活用について意見が交わされました。

第1部では、コロナ感染症が拡大しつつある現状は企業にとって決してよい状況とは言えないはずですが、自社を冷静に見つめ直す機会と捉え、自社の商品・サービスを磨き上げ、また社員が自主自立で行動できる社員教育のチャンスとも捉えている。そして、全社一丸で前向きに対応しようとしている企業としてのあり方を学ぶことができました。

第2部では、地方自治体に頑張る中小企業を応援する仕組みがあり、中小企業としてのあり方や意識の持ちようについても学ぶことができました。

この危機を「オール徳島」で乗り越えるためにも、共通のビジョンをつく る場として今後も中小企業振興条例を活用していくことが確認されました。

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