中同協常任幹事会では、『企業変革支援プログラムステップ1』（以下、ステップ1）を全国の会員に広げるために、11月を『ステップ1』普及月間とし、全国でサンプル数5000以上をめざすことを決めました。各同友会では自主目標をたてて取り組んでいます。
中同協の景況調査（DOR、7～9月）では、「景気再後退局面入りの可能性大」とされ、厳しい見通しとなっています。
そのような中、私たちは雇用を守ることを基本にしながら、人件費以外の経費を削減し損益分岐点を下げ、売上アップに全社一丸体制で取り組んでいくことが重要です。 「ステップ1」は、同友会の「三つの目的」や「中小企業における労使関係の見解」「21世紀型中小企業づくり」のエッセンスを抜き出し、それらを企業変革のために必要な要素として整理分類し、企業の成長発展を図るものさしとして使えるよう、まとめ上げられたものです。
その内容は、経営者の自己診断のみならず、経営幹部や社員と共に自社分析をし、互いの認識の違いを理解し合う、「全社一丸の経営」に導く内容となっています。
「ステップ１」を使い、年1回企業の健康診断に取り組むとともに、同友会で学び、不況に負けない強じんな企業づくりを行いましょう。
また、e.doyuで「ステップ1」の内容を登録すると、自己の年次経過はもちろん、業種別、従業員規模別、地域別、経営指針期別などさまざまな項目で、集積されたデータや全国・都道府県内の平均との比較をグラフで見ることができます。年次登録をすれば、会員の実践事例を参照でき、これらをもとに同友会として経営環境改善の活動を充実させることができるようになります。
10月より、携帯電話でも利用可能になりました。是非e.doyuから登録して、ご活用ください。
