【14.07.15】中同協総会が7月10~11日に1106名で開催

 7月10日から11日まで、新潟市の朱鷺メッセにて、「地域と日本の無限の未来を切り拓こう!~エネルギーシフトを中小企業の手で」のスローガンにもと、中小企業家同友会全国協議会(中同協)第46回定時総会が開かれ、47同友会と中同協、来賓など併せて1106名が参加しました。

 
 「台風八号も吹き飛ばすほどの参加者のみなさんの熱意と、新潟同友会としては最高会勢の615名で本日を迎えることができました」と、地元の本間・新潟同友会会長があいさつ。

 また、鋤柄・中同協会長は「同友会は全国的に毎年会員を増やしている会と行政からも注目されています。ここ新潟市にも7月1日に中小企業振興基本条例が制定され、ますます会員企業の実践が求められています。日本経済になくてはならない中小企業、リーダーとして地元での貢献が期待されています」と主催者を代表してあいさつしました。

 広浜中同協幹事長が議案提案で、議案の学び方や1章(昨年度のまとめ)から3章(方針)までの内容を紹介し、スローガンにある「エネルギーシフト」の資料として「中小企業家エネルギー宣言」(案)が紹介されました。

 分科会は見学分科会を併せて六つの分野、計17分科会に分かれて行いました。中でも160名が参加した第1分科会「変革と継承~『労使見解』の起草と『人を生かす経営』実践への道」では、田山顧問と赤石相談役幹事が経営者としての生きざまや平和の問題についての考え方など、幅広く問題提起されました。

 懇親会は新潟の91の蔵元から出された地酒や魚介類などに舌鼓。終了後は会場前の信濃川から打ち上げられる花火が参加者に感動を与えました。
 2日目は分科会での学びあいを踏まえての分科会の座長報告とまとめがあり、議案への意見は16点あげられました。

 広浜幹事長は「1.最大限同友会を活用すること、2.学びや気づきを実践につなげること、3.自主民主連帯の精神をさらに深め広げながら、両論ある社会問題も大いに議論し思想性を高めよう」とまとめを行いました。

 新役員を代表して鋤柄会長は「新しい時代は私たち中小企業家が開いていくのだという気概を持ってすすめていきましょう」と呼びかけました。

 閉会あいさつにたった村松・岩手同友会代表理事は「中小企業家の力で震災復興がどれだけすすんだかぜひとも岩手で確認してほしい。次回は岩手で会いましょう」と次回の参加を呼びかけました。