コロナ後も回復なき「足踏み経済」 2023年は世界的な不透明感が増す
業況判断DI(「好転」-「悪化」割合)は8→6、足元の景況を示す業況水準DI(「良い」-「悪い」割合)は8→2、売上高DI(「増加」-「減少」割合)は15→14、経常利益DI(「増加」-「減少」割合)は△2→△3と、主要指標は悪化したが、売上高DIと経常利益DIはほぼ横ばい。
業況判断DIを業種別に見ると、建設業が△2→0、製造業が12→1、流通・商業が9→5、サービス業が10→18と、製造業と流通・商業が悪化の原因となった。地域経済圏別では、北海道・東北が△1→4、関東が12→5、北陸・中部が7→△4、近畿が17→6、中国・四国が7→21、九州・沖縄が8→6と、まだら模様。企業規模別では、20人未満で8→3、20人以上50人未満で2→12、50人以上100人未満で17→△4、 100人以上で7→20と、こちらもまだら模様を印象づけた。(概要一部抜粋)