【08.06.13】「地域力経営とは何か」を深めて~2008年東日本地区代表者会議

報告する中村・山梨同友会代表理事
 2008年東日本地区代表者会議は、6月12~13日山梨県甲府市内で17同友会・中同協より役員、事務局長68名が参加し開かれました。

 開会にあたり設営担当の山梨同友会土橋副代表理事が歓迎あいさつ、主催者を代表して中同協守副会長が「同友会50年の歴史の蓄積を踏まえて、新たな出発の決意を固める場としたい」と参加者を励ましました。

 第1日目は、「2010年5万名をめざして、最高会勢突破から次への挑戦」がメインテーマ。報告①は中同協広浜幹事長が「多くの会員が参加する楽しくて学べる会員増強活動を」と題して、各地の増強事例を紹介し、中同協が最近発行した『会員増強の手引き』をテキストにして学習。報告②は山梨同友会中村代表理事が、「経営課題を問いかけ、聞き出し、入会促進」をテーマに、念願の200名会員達成のために役員が一丸となって奮闘した経験をリアルに熱く語りました。グループ討論では、昨年度東日本の全同友会が増強で成果を上げたことから増強の意義、条件、戦略・戦術について意見交換が熱心に行われました。

 第2日目は、「地域力経営とは何か、中小企業憲章、中小企業振興基本条例制定に向けて」をテーマに北海道同友会守代表理事(㈱ダテハキ社長)が登壇。北緯43度に位置する北国の生活から生まれた商品(冬物の靴)を全国展開する自社のビジネスを地域力経営とつなげて披歴。また、中同協EU視察団に参加して得た中小企業憲章、条例運動への確信も述べました。

 2日間の学びあいを通じて、厳しい経済情勢下にあっても、同友会で企業づくりの方向を見定め、地域であてにされる同友会をつくっていくことこそ中小企業発展の確かな道であることに自信を深める代表者会議となりました。