【22.03.08】【会長談話】ウクライナ侵攻の無条件・即時撤退を

 中同協では、同友会の歴史と理念に照らして、今般のロシアのウクライナ侵攻により、多くの人命が失われ、世界平和が脅かされていることを鑑み、会長談話を出すこととなりました。本談話を発表するとともに在日ロシア連邦大使館と在日ウクライナ大使館に届けました。以下、全文。

ウクライナ侵攻の無条件・即時撤退を

 ウクライナに対してロシアが軍事侵攻を行い、市民も含めた多くの命が失われています。決してあってはならない原発への攻撃もあり、核兵器使用さえ危惧されています。こうしたロシアの行為は国際紛争の平和的手段での解決、武力行使の禁止を定めた国連憲章に反するものであり、世界の平和と国際秩序を根本から揺るがすものです。即時の停戦とロシア軍のウクライナからの無条件・即時撤退を強く望むものです。

 今回の軍事侵攻によってエネルギー価格や原材料などがさらに高騰することで、世界経済の減速とインフレの長期化も懸念されており、中小企業経営にも多大な影響が危惧されます。私たち同友会は、第二次世界大戦を通じて得た「中小企業は平和な社会でこそ繁栄できる」との教訓を踏まえ、「日本経済の自主的・平和的な繁栄をめざす」ことを三つの目的の一つに掲げています。改めて平和の大切さを心に深く刻みたいと思います。

 ウクライナの危機は世界の平和、そして自由と民主主義の危機でもあります。それを守るために自らの尊厳をかけて戦っているウクライナの皆さんを心から応援するとともに、世界のすべての国々が連帯し、平和な社会が一刻も早く回復することを強く願うものです。

2022年3月8日
中小企業家同友会全国協議会
会長 広浜 泰久