【08.08.01】関東甲信越支部長交流会

関東甲信越支部長交流会開かる

 
 第2回関東甲信越ブロック同友会支部長交流会が、7月31日埼玉県さいたま市で開かれ、7同友会から73名が参加しました。
 はじめに中同協広浜泰久幹事長が、「企業を育てる支部づくり、学びあえる支部づくり、会員が増える支部づくり、地域づくりに貢献する支部づくり」について問題提起を行いました。広浜氏は、役員同士で切磋琢磨し合って企業づくりに励んでいますか、学べる役員会になっていますか、と学びと企業での実践を役員が身をもって示すことの大切さを強調しました。
 続いて2人の支部長から事例報告がありました。
 1人目は神奈川同友会川崎支部長・堀江裕明氏。支部長就任1年目、2年目と会員増強目標を達成、その背景には会員と営業担当社員が組んでの飛び込み営業による会員増強や、例会の数日前に会員にハガキを出し、電話を入れるきめ細かな活動などがあるとのこと。また、市長を招いての中小企業家サミット、金融機関や大学との関係強化などの幅広い活動も紹介されました。
 2人目は、茨城同友会南西支部長・竹村亙氏。
 「皆さん理事会に出るのは楽しいですか。茨城ではみんな理事会に出るのを楽しみにしています」と、元気な茨城同友会を象徴するかのような自信にあふれた出だし。退会寸前に事務局長から懇願され会員増強委員長に就任したこと、何でも腹を割って話せる例会づくりに努めたこと、全国行事に誘いあって参加し視野が広がってきたことなど、この間の茨城同友会の躍進ぶりを報告しました。
 2時間近いグループ討論では、それぞれの悩みも出し合い、いい例会づくり、増える支部づくりなどのヒントをつかみ、異なる地域で活動する支部長同士の連帯感を高めました。
 最後に広浜氏が「支部長は活動や会員に深く関われる立場にいます。それを負担ではなく喜びに感じられるようにしましょう」とまとめました。