【23.07.31】DOR146号(2023年4~6月期景況調査)を発表しました

中小景気はわずかに好転、設備投資増加にほのかな明かりが

 業況判断 DI(「好転」-「悪化」割合)は 6 → 8、足元の景況を示す業況水準 DI(「良い」-「悪い」割合)は 2 → 3、売上高 DI(「増加」-「減少」割合)は 14 → 11、経常利益 DI(「増加」-「減少」割合)は△ 3 → 3 と、主要指標は前期並みかわずかに好転となった。業況判断 DI を業種別に見ると、建設業が 0 →△ 10、製造業が 1 → 7、流通・商業が 5 → 11、サービス業が 18 → 19 と、製造業と流通・商業が好転の原因となった。

 次期(2023 年 7 ~ 9 月期)は、業況判断 DI が 8 → 10、業況水準 DI が 3 → 7、売上高 DI が11 → 16、経常利益 DI が 3 → 8 と、主要指標すべてで明るさが増す。業種別の次期業況判断 DI では、建設業が△ 11 → 2、製造業が 7 → 1、流通・商業が 11 → 10、サービス業が 19 → 27 と、製造業以外はほぼ好転を予測。

 設備投資でほのかな明かりが差した。設備投資実施割合が 32%→ 36%まで上がり、次期は40%を超えた。(概要一部抜粋)

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