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金融アセスメント法とは?

金融アセスメント法(「地域と中小企業の金融環境を活性化させる法律案」仮称)は、個々の金融機関の営業実態を「地域への円滑な資金供給」や「利用者利便」の観点から公的機関が評価・情報公開をし、金融機関の選択を利用者の判断にゆだねる仕組みです。

これは、公正な取引条件の拡充と地域経済の発展に貢献する金融機関を選択することで、地域や中小企業にとって望ましい金融機関を支援し、育成することをも狙いとした法律です。この法律案は、90年代のアメリカ経済発展の真の原動力といわれる中堅・中小企業および小規模事業所の金融を支えた「地域再投資法」をモデルとしています。金融アセスメント法の基本的な骨格は以下の通りです。

1.地域への円滑な資金供給
金融機関が地域の信用ニーズに応え、地域と中小企業に資金を円滑に供給できることをめざしています。そして、豊かな地域経済を支える金融機関を育て、地域への資金の安定的な供給をもたらすことを目的とします。

2.不公正な取引慣行の是正
貸し手と借り手の公正な取引関係の確立をめざしています。物的担保優先や個人保証、連帯保証等による融資の割合を減らし、中小企業の潜在能力や事業性の評価による融資を拡大するなど、公正な金融ニーズに応えられる金融機関が高い社会的評価を得るような金融環境をつくることを目的としています。

3.利用者参加型金融行政への転換
金融行政にかかわる情報はほとんど公開されずに監督官庁の自由裁量でなされてきた裁量型金融行政の限界が顕著になってきました。金融アセスメント法は、融資姿勢などをインターネットなど入手しやすい形で公開し、それを参考に利用者が使い勝手のよい金融機関を選択したり、利用者の意見が反映できる行政の仕組みをめざします。この手法は、行政的規制の強化でなく、金融機関の自主的な取り組みを評価・格づけし、選択を利用者の判断にゆだねようというものです。

金融アセスメント法解説パンフレット

「地域と中小企業の繁栄をめざす“金融アセスメント法”を成立させましょう

中小企業家同友会全国協議会(中同協)作成のパンフレットをPDF形式で提供しています。

解説パンフレット(PDF形式/1.2MB)

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