連載【日本の食と農を考える~地域を支える現場から】の開始にあたって

 中国毒ギョーザ事件や数々の「偽装」事件、そして農産物のエネルギーへの転換で輸入農産物が高騰するなど、日本の食の安全と、39%に低下した食糧自給率をいかに高めていくかに関心が高まっています。さらに、農山村地域の疲弊が著しく、農業再生を地域再生の中でとらえていく視点がますます重要となっています。本連載では、同友会における農業経営者と中小企業経営者の連携事例などを紹介しながら、日本の食と農のあり方について考えていきます。

「中小企業家しんぶん」 2008年 4月 5日号より