地域力を再生・創造する同友会へ【中同協広報委員会、情報化推進本部】

全国広報・情報化交流会に向けて

 「地域力を再生・創造する同友会へ~伝え広げ励ます同友会の広報、情報化を考える」をテーマに、9月25~26日、京都御所の隣にある平安会館で「2008全国広報・情報化交流会」が開かれます。今回は組織の活動の柱となっている会員増強(同友会づくり)や中小企業憲章(地域づくり)、企業づくりなどについて、専門委員だけでなく代表役員が広く学ぶ分科会として設定されています(別掲)。交流会へ向けて7月18日に中同協広報委員会、同23日中同協情報化推進本部がそれぞれ大阪で開かれましたので、その様子を紹介します。

 中同協広報委員会は14同友会と中同協から32名が参加して開かれました。「同友会の運動課題(会員増強、中小企業憲章)をどう広報するか」をテーマに、愛知と大阪同友会の実践報告、北村卓也・中同協広報副委員長の問題提起をもとにグループ討論。「交流会では各同友会の運動の到達点を持ちよって交流しよう」と確認しました。

 中同協情報化推進本部会議は17名が参加して開かれました。一般経営者を意識した「経営情報サイト」の年度内構築や、e.doyu上に各都道府県の同友会の枠を超えて交流できるSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の試験運用を希望する同友会に広げること、経営成熟度診断プログラムを搭載することなどを確認。また、個人情報保護の観点から「広報活動における情報の利用に関するガイドライン」が検討されました。

 交流会へ向けて、各同友会の代表役員の参加を積極的に求めていこうと確認されました。

「中小企業家しんぶん」 2008年 8月 5日号より