徳島西支部(徳島)

仲間づくりに力入れ最高会勢で設立総会

徳島同友会三番目の支部として設立した「徳島西支部」の皆さん

 11月11日、徳島同友会3番目の支部として徳島西支部が誕生しました。徳島市西部を流れる鮎喰(あくい)川より西の広大な地域が対象です。

 総会には来賓の吉野川市川真田哲哉市長、吉野川商工会議所樫本孝会頭を含め50名が参加しました。

 今年1月に準備会を発足させ、以後8回の準備例会を開催、設立総会は目標の50名で迎えることができました。当日は、参加したオブザーバーが入会宣言し、幸先のいい設立総会となりました。

 初代支部長に就任した原政仁氏は、準備会をスタートするに先立ち、「一人ひとりの顔と企業が分からなければ本音の話しあいができない」との考えで、33名いた会員のほとんどを訪問。訪問先では、その企業が抱える課題を聞きながら、それに応じた委員会の説明や例会への参加を呼びかけ、仲間づくりの基盤を築いてきました。

 記念講演では、広浜泰久・中同協幹事長が「同友会活動と自社の経営」をテーマに、支部例会での学びを具体的に年間スケジュールに落とし込んで実践してきたことや、経営環境も自助努力で良くなっていくことを報告。グループ討論では、学ぶだけでなく実践すること、労使関係の構築について話し合いました。また、同友会精神を持つ企業が地元に根付くと、その地域が元気になると確信し、支部会員を増やしていこうとの意見で一致しました。

 懇親会では、お祝いに駆けつけた明石光喜・香川同友会副代表理事が、隣県として支部会員も含めた交流も活発にしていきたいと挨拶し、県を越えた支部間交流に新たな活動の期待がもたれています。

「中小企業家しんぶん」 2008年 12月 25日号より