女性経営者全国交流会(6月・青森)成功へ「学んで実践」【中同協女性部連絡会】

20同友会から55名が参加した女性部連絡会

 3月6日、東京で中同協女性部連絡会が開かれ、20同友会と中同協から55名が参加しました。

 「ひらめきをときめきに~学んで実践」をテーマに6月11~12日、青森で開かれる「第13回女性経営者全国交流会」の成功へ向け、広浜泰久・中同協幹事長の問題提起などを受け、グループ討論しました。

 広浜氏は「企業づくりは地域づくり~自社の経験と同友会女性部への期待」と題して問題提起。「労使見解」(中小企業における労使関係の見解)に学び、社員のやる気を引き出す教育―評価―仕事―給与の体系化やワークライフバランスの自社での取り組みと、千葉同友会女性部が千葉県の振興条例制定に大きく貢献したことを紹介。生活者として仕事づくりをしている女性経営者の活躍に期待していると話しました。

 また、ワークライフバランスシンポジウムを都と連携して行った東京同友会女性部が、「同友会を知らせることになり、企業としてもこの取り組みが労使見解の実践につながることを実感した」などを報告。その後、広島同友会が2月に中同協や内閣府と共催した「ワーク・ライフ・バランス推進フォーラム」や、「2010年APEC」での「女性リーダーズ・ネットワーク会合」の検討状況などが報告されました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 3月 25日号より