7月10日午後、中同協総会のメインオプション企画として、熱き企業家精神で創造的なビジネス交流会「ビジネスチャンスの大波！ビジネスWAVE」が開催され、全国から135社が出展しました。
東京進出、ビジネスマッチングに手ごたえ
趣向を凝らした展示ブースが所狭しと立ち並ぶなか、総会終了とともに参加者が訪れ、会場は熱気に包まれました。
「東京進出・ビジネスマッチングのエリア」で、参加者にパンフレットを手渡していた青森同友会の建設業の会員は、岩塩プレートを天井・壁・床に設置することでリラクゼーションを楽しめるという「塩の部屋」をPR、「会社に設置すれば福利厚生として社員さんにも喜んでもらえるはず」と力をこめました。
商談の輪も広がりました。「新商品・新技術・技術革新のエリア」で自動車運転シミュレーターの実体験コーナーを設置していた東京同友会のシステム開発の会員は、「手軽に省エネ運転が体得でき、全社的に取り組めば経費節減となる。特に多くのドライバーを抱えた会社には魅力を実感していただけた」と手ごたえを得た様子でした。
食と物産のエリアでは、東京みやげを始め、各地の物産が展示即売され、早々に商品を完売するブースもありました。加工卵の半熟くんせい卵を販売していた山形同友会の会員は、「予想を上回る好評でした。引き続き山形の食の魅力を発信していきたい」と意気込みを見せました。
また、「中小企業家しんぶん」で紹介された高知同友会の会員連携によるハッピートマトのジュースや、和歌山同友会の会員連携によるミネラルウォーター、山梨同友会会員の洋蘭なども出展され、参加者の関心を呼んでいました。
「中小企業家しんぶん」 2009年 7月 25日号より
