生活者の視点で企業づくり、地域づくり【中同協女性部連絡会】

 10月2日、中同協女性部連絡会が京都の「こども未来館」で開かれ、17同友会と中同協から49名が参加しました。

 今回の連絡会は「生活者の視点で企業づくり、地域づくり~中小企業憲章草案を学ぶ」がテーマ。まず、「中小企業憲章草案に学ぶ」として井上誠二・中同協中小企業憲章制定運動推進本部委員が、「憲章は中小企業が果たす役割宣言でもあり、同友会運動の総合的実践を追求することが実現への道」と問題提起しました。

 また、「世界にも通じる同友会理念~APEC・女性リーダーズネットワーク(WLN)に参加して」として、糸数久美子・中同協女性部連絡会代表が、中同協や、それぞれの同友会の動きを見定め、自立した女性部の活動づくりを問題提起し、その後グループ討論しました。

 また、6月に青森で開かれた「第13回女性経営者全国交流会」のまとめを行うとともに、来年日本で行われるAPECのWLNの企画を「生活者の視点で仕事づくり~人を育て、地域経済を支える日本型中小企業」をテーマに、同友会で学ぶ女性経営者のパネルディスカッションの分科会を企画提案することを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2009年 10月 25日号より