地域と共に発展する企業と支部を【関西ブロック支部長交流会・代表者会議】

 関西ブロック支部長交流会は、6月16日に奈良ロイヤルホテルで開かれ、6同友会から110名が参加。震災後の危機の中で、企業と地域を守るための支部活動、会員増強など、支部長としての悩みを出しあい、あるべき姿について意見交換を行いました。

 「地域と共に発展する企業づくり・支部づくり」として、中小企業振興基本条例10周年の教訓も交えて、藤原・大阪同友会八尾支部長が報告。「支部内の会員企業がすべての能力を発揮できる組織にするとともに、倒産や廃業を出さない、退会したくない支部にすること」と述べました。また秋竹・和歌山同友会有田支部長が「有田がきらりと光る地域となるために」と題して、地域特性などを報告しました。

 その後グループ討論が行われ、「他府県の支部長との交流でいい刺激になった」「明日から支部へのかかわり方が変わった」などが述べられました。

 17日には代表者会議が開かれ、29名が参加。現情勢下での役員のあり方について問題意識と方向を共有すべく、兵庫同友会の藤岡副代表理事と田中代表理事が、兵庫同友会の事例報告を行いました。

 役員同士が経営実践を検証しあい、強じんな企業になり、実績をあげること、事務局長が事務局を組織経営できるようにしていくこと、役員研修会などブロック内での協力体制について確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 7月 5日号より