時代の変革者に【全国事務局員研修会】

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 「全国事務局員研修会」(中同協主催)が大阪で開かれ、基礎コース(7月21~23日)には14同友会と中同協からアドバイザーも含め21名が、フォローアップコース(7月22~23日)には、9同友会と中同協から15名が参加しました。

 基礎コースは1日目に同友会運動の歴史と理念(講師・松井清充・中同協事務局長)を、2日目には同友会運動の現状と事務局の役割(講師:平田美穂・中同協事務局次長)、どのようなことが期待されているかを会員経営者(藤原義春・(株)藤原電子工業代表取締役、大阪同友会八尾支部長)と先輩局員(河邊星太郎・京都同友会北部センター長)の報告から学びました。3日目は荻原靖・京都同友会事務局長から、「あるべき事務局員の姿」を仰ぎながら「等身大の私」に正面から向き合って、1つずつ課題に取り組んでいくことが提起されました。

 フォローアップコースは基礎コース2日目藤原氏と河邊氏の報告に学び、翌日は、「同友会事務局で働く意義・喜びを考える」をテーマに、20~30歳代の事務局員4名がパネル討論しました。最後は「同友会事務局員としての成長を考える」と題して、国吉昌晴・中同協専務幹事が問題提起しました。

 参加者間の交流が深まるとともに、受講生を出した同友会の事務局長が受講生にメッセージを送り、アドバイザーとして3日間参加するなど、「時代の変革者」となるため「共に学ぶ」研修会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 8月 15日号より