歴史的な第一歩を踏み出す【第1回中同協青年部連絡会】

 2月18日、中同協の組織として新たに設けられた中同協青年部連絡会の第1回目の会合が19同友会および中同協から75名が参加し愛知で開かれました。その後、あいち青年同友会合同例会が開催され、520名以上の青年経営者が集い、歴史的な第一歩を踏み出しました。

 はじめに、広浜中同協幹事長より「青年部連絡会の第1回で実に歴史的な場面。第1回にふさわしい講師として第1回青年経営者全国交流会を立ち上げた福岡同友会の平石さんを迎え、歴史的な会議の中で歴史的な話をしていただく素晴らしい機会になった」とあいさつがありました。

 つづいて、「同友会の青年部は何を学ぶのか、全国の交流がなぜ必要か~第1回青全交を有志で開催した経験から、同友会と共に40年」をテーマに、福岡同友会元副代表理事でGcomホールディングス(株)取締役会長・平石勝之氏より報告がありました。平石氏は、「30歳の時に第1回青年経営者全国交流会を兵庫で開き、36人が集まった。まさかこういうふうに発展していくとは想定していなかった。全国交流会の良さは地域から全国に動くことの高揚感にあり、みんなで集まろうじゃないかというところに意味がある。また同友会と企業経営は不離一体。同友会で学んだことをすぐに自社に取り入れ実践していただきたい」と青年経営者にエールを送りました。

 その後、第40回青年経営者全国交流会IN島根についての提案があり、12グループにわかれて熱心な討論が交わされました。今後の青年部連絡会の進め方として、連絡会内に運営組織を検討するプロジェクトをつくり意見をまとめ、6月30日に広島で開催される第2回中同協青年部連絡会に提案することが確認されました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 3月 15日号より