環境変化に対応した強靭な企業づくりを~中同協第44回定時総会(岐阜)企画など承認【第2回常任幹事会】

 3月28日、東京で中同協第2回常任幹事会が開かれ、34同友会・中同協から66名が出席しました。

 開会あいさつで鋤柄中同協会長は、「福島での全国研究集会は大成功でした。よくぞやっていただいたという感謝の思いでいっぱいです。さて、昨日の政策委員会でも発言がありましたが、1つはAIJ問題。厚生年金基金の実態も明るみにでてきました。運営難で解散しようとしても、やめるにやめられない場合もあるようです。もう1つは、原発の放射性廃棄物処理が未解決であることです。いまだに処理技術は確立されていません。この2つの問題のように、いままで表面に出てこなかった問題が政治が対応できない状況の中で出てきました。真剣に考えなければならないと思います」と述べました。

 会議では経過報告の後、第42回全国研究集会のまとめを承認。開催地の福島同友会の安孫子理事長は「福島県はまだまだ復旧の段階にあります。引き続き、ご支援、ご協力をお願いします」と御礼のあいさつをしました。

 また、中同協第44回定時総会(7月12~13日、岐阜)の分科会企画や役員推薦名簿、決算概算などについても承認。さらに、第40回青年経営者全国交流会(10月4~5日、島根)も企画案が承認されました。

 第2部では、広浜幹事長が「環境変化に対応した強じんな企業づくり」について問題提起し、各グループに分かれ、討論を深めました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 4月 15日号より