被災地の現状共有とエネルギー問題の検討~第5回中同協REES会合

 8月26日、東京で第5回中同協東日本大震災復興推進本部研究グループ「REES」が開かれ、32名が参加しました。

 前半は、2つのワーキンググループ「政策課題グループ」と「原発・エネルギーグループ」に分かれて検討し、後半は全体会を行いました。

 1月に実施した「被災地アンケート」を踏まえた政策課題として、地域内発型復興の重要性、地域間格差の問題、共通の課題である求人難の現状などを確認。

 また、エネルギーを自給できる日本経済にしていくために同友会として「エネルギー宣言」を出せるように議論していくことや、再生可能エネルギー・省エネルギーの取り組み事例集作成について確認しました。

 第2回東日本大震災復興シンポジウムは来年3月5日に岩手県盛岡市で開催し、被災地の現状を共有し、今後の展望を開く内容にしていくこと、2日目はオプションとして陸前高田など沿岸部の見学をすることになりました。

 その後、小企業憲章やエネルギー問題をテーマとしたドイツ・オーストリア視察の学習会を行いました。

「中小企業家しんぶん」 2013年 9月 15日号より