意見交換を積み重ね、キャリア教育へ生かす―全国大学実務教育協会と意見交換【中同協】

 11月1日、経済界関連団体と一般財団法人全国大学実務教育協会(略称・全実協)との意見交換会が東京で開催されました。

 今回の意見交換会は全実協からの申し入れにより行われたもので、中同協から小暮恭一・共同求人委員長、佐藤全・共同求人副委員長、川中英章・共同求人副委員長が、他の経済界関連団体からは、東京経営者協会から2名、日本商工会議所から1名が、全実協からは森脇道子会長(自由が丘産能短期大学学長)をはじめ6名が出席しました。

 冒頭、森脇会長より開催の趣旨とあいさつがあった後、それぞれの団体、個人から見た現在の若者への印象や求める資質、大学でのキャリア教育のあり方、インターンシップなどをテーマに意見交換を行いました。中同協からは同友会そして共同求人活動について説明後、「座学だけではない、働くことを実感できる教育が必要」「学生にインターンシップの本質を伝えてほしい」などと発言。

 全実協からは、「お互いに意見を出しあい、その積み重ねからより良い環境が生まれてくると感じる。社会全体への広がりのある仕組みにしたい」との提案があり、今後年に2度開催し、定期的に現状や連携について議論することを確認しました。

中同協共同求人委員会

「中小企業家しんぶん」 2014年 11月 15日号より