新たに国際交流と観光連携のグループを設置【中同協企業連携推進連絡会】

企業連携推進連絡会

 2月12~13日、広島で中同協企業連携推進連絡会が開かれ、10同友会36名が参加しました。

 1日目は広島同友会会議室で開かれ、企業連携推進連絡会内に新たに「タイ・ASEAN国際交流グループ」と、沖縄同友会「守礼ネット会」から提案された「観光連携グループ」の設置が確認されました。

 これに関連して、9月1日に企業連携推進連絡会をタイで開催し、2~3日に国際交流グループで「ビジネスマッチング」を開催すること。2016年3月4~5日に沖縄で「全国観光フォーラム」を開催することを確認しました。

 また、中国の貿易促進委員会と中同協との連携協定について、今年の5月を目安に畑野・中同協企業連携推進連絡会代表を中同協の担当として進めることを確認しました。

 同友会の企業連携にかかわる調査結果では、36同友会に企業連携や産学連携、国際連携など何らかの形で連携の組織があることや、海外視察は16同友会で29回(2012~15年予定含む)行われていることなどが紹介されました。

 2日目は「地域資源を生かした地産地消・農商工連携の実践に学ぶ」をテーマに、永本建設(株)(永本清三社長、広島同友会地域内連携推進委員長)と(株)EVENTOS(川中英章社長、広島同友会求人社員教育委員長)を訪問しました。

 永本建設(株)では広島県産材でつくる木の香りのする注文住宅を見学。木質バイオマスエネルギーの活用や省エネなどエネルギーシフトの実践にも学びました。

 (株)EVENTOSの人材育成と農業の活性化につながる取り組みに学び、「人を生かす経営」が付加価値の高い新事業や農商工連携につながることを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2015年 3月 5日号より