中同協女性部連絡会は、2月19日に東京同友会会議室にて21同友会と中同協から49名の出席で開催されました。
糸数・中同協女性部連絡会代表の問題提起の後、青森同友会女性部会長の市川恵子氏より「『つながること』を大切にした活動を重ね、今年度目標の部会員60名を達成！」をテーマに報告がありました。
3代目部会長として女性会員相互のつながりを大切に、女性部を設立する際に申し合わせた「経営者としての資質を高め、よい会社づくりを行うために謙虚に学び続ける姿勢を堅持する」などの項目を意識して取り組んできたとのこと。部会長就任直後に実施した女性部会員への会員訪問や、「企業変革支援プログラム ステップ1」を活用した勉強会の実施など、具体的な事例を交えて紹介されました。新幹線並みに飛ばしてきたという市川氏の実践力、先輩役員の力添えや性別を越えた青森同友会の柔らかな協力体制に学びました。
2015年1月に実施した各同友会の女性部活動調査結果報告から、女性部会員数が2年前の調査より200名増加、関係団体や県内組織との連携も活発になり、経営指針作成、実践への取り組みなど企業づくりに取り組む女性部も増えているとの報告がありました。続いて行われたグループ討論では、積極的に学び合おうと熱い議論に沸きました。
女性経営者全国交流会は2018年度以降も設営を希望する同友会が相次いだため、同日午前中に関係者による懇談会を開催し、2023年までの設営同友会が決まったことが報告されました。2015年度の第18回女性経営者全国交流会は6月18～19日、岡山全日空ホテルをメイン会場に開催予定です。
「中小企業家しんぶん」 2015年 3月 15日号より
